Apple Support CommunitiesでMacで「起動ディスクがほとんどいっぱいです」が出たときの対処法が丁寧にまとめられていたので、共有。
毎度のことながら勉強になります。
投稿のソースはこちら。
意訳だけども、引用+イタリックの形で和訳を載せておきます。
あと、僕の下世話なコメントも。
1.まず行うべき(チェックすべき)こと
1.ゴミ箱を空にしていない場合はまずゴミ箱を空にする。
2.iPhotoを使っている場合は、iPhotoの内部ゴミ箱を空にする。→iPhotoメニューからゴミ箱を空にする
3.rebootする
apple documentationによると、起動ディスクには最低でも9GBの空きディスクスペースが必要だそう(Finderの情報から確認可能)。9GB以上の空きディスクスペースがあったとしても、パフォーマンスへの影響はないらしい(向上するとか速くなるとか)。
Time Machineを使ってバックアップを行っている場合、多少のディスクスペースはローカルスナップショットで持っていかれるらしい。ちなみにローカルスナップショットは最近削除したファイルのコピーだそう。
ローカルスナップショットはFinder上から確認することができる。システム情報のストレージの部分に、ローカルスナップショットは"Backups"として表示される。ローカルスナップショットはある程度の閾値に達したら勝手に削除されるので、自分で削除する必要もないし、しないほうがいい。必要なブートディスクのスペースって9GBなんですね。知らなかった。
iPhotoのゴミ箱満タン問題は、知人のMacで実際に起きてフィックスしたことがある。
僕自身にはiPhotoを満タンにするだけの美しい思い出の数々が存在しないので、その腹いせにiPhotoのゴミ箱を一思いに空にしてやりましたけどね。
(当然ながら空にしても、ゴミ箱外のファイルに影響はないです)
2. spotlightを使ってみる。ODSを使ってみる
スポットライトを使用して大きなサイズのファイルを探すことが可能。ただし、小さなファイルを大量に格納しているフォルダを探すことはできない。
OmniDiskSweeper(ODS)ツールを使うことで、より効果的にディスク内を確認して、何がスペースを占有しているかを確認し、削除することができる。ただし、完全に何を削除しようとしているか理解していて、複数の信頼できるバックアップがある場合のみ削除すべき。要はODSから削除するなってことですね。
iPhotoやApertureライブラリ内のファイルを削除するとライブラリが壊れてしまう可能性があるので、やっちゃだめ。photoライブラリの変更は、そのライブラリを構築したアプリケーション上から実行しないとだめで、Mailに関しても同じことが言える。
このODSから消しちゃった問題は経験したことがないんだけど、ノリと勢いで突き進むタイプの人は気をつけたほうがいいんじゃないかなって思う(適当)。
3. まだ問題が修復されていない場合にのみ行う
以降の作業は上記までを実施して問題が解決しなかった場合にのみ行う。
ODSは単純にダブルクリックするだけでは全ファイルシステムを閲覧することができないので、全部閲覧したいと思う場合はrootを取らないとだめ。
rootを取るでピンとこない人には、以降の作業は危険です。
ご自宅近くのApple StoreのGenius Barを予約してそこに相談するか、僕のような信頼できない知人以外でMacに詳しい友達がいたらその人に相談したほうがいいと思う。
全てのデータをバックアップし、ODSが動作していたら止める。
下記のテキストをコピーする。
sudo /Applications/OmniDiskSweeper.app/Contents/MacOS/OmniDiskSweeper
terminalを立ち上げて、先ほどコピーしたテキストをペーストする。するとログインパスワードを尋ねられるので入力する。
もし、"~~is not in the sudoers file,"のメッセージが出るようであれば、管理者としてログインしていないので、管理者としてログインする必要がある。
成功するとアプリケーションウィンドウが開き、全てのファイルとフォルダが表示されるようになる。これには数分かかる。
ODSがrootとして動作しているときには、ファイル削除を推奨しない。悪さをしているファイルが特定できたら、他のより安全な方法で削除することを推奨。ODSはあくまでもファイルの検索なり特定なりに使えってことですよね。
ハードディスクが安いこのご時勢、本当に必要なファイル以外は外出しする運用がいいと思う。
4. 悩んでパニックになる前にGenius Barの予約を!
安い買い物じゃないし、Genius Barへの相談は基本的に無料だから、自分で作業してどうしようもなくなるっていうリスクをとるよりはいいと思う。
しかしね、本当に消えたら困るファイルなんてこの世にないんですよ。
だって残ってるじゃない、あなたの心の中に(なんだこのオチ)。
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