はじめに
前回まででGNS3の動作までは確認できているはずなので、GNS3でのトポロジの組み方について書いてみる。
マニュアルというマニュアルもないので、結構導入に悩むこともあったりする話も聞くし、後輩に「パイセン、GNS3使いかた教えてっさいよー!マジオレGNS3わかんねっすよー!」とか言われるのももうやだわーって人もいっぱいいるだろうので、そんなときはこのページでもよんどけ!ってご紹介頂ければうれしいです。
前回までの記事をごらんになっていない方は、前回の記事をごらんいただいた方が理解がいいと思います。
MacユーザのためのGNS3(Dynamips)設定方法 基本編
1. HWICの追加
トポロジを組む前に、C3600シリーズルータはデフォルトのルーテッドインターフェースが一つもないので、HWICを追加してやる必要がある。
HWICの追加には、ルータアイコンをダブルクリックして、ルータのメニューに入る。
この状態で左枠内のR1を選択すると、インターフェースの設定が可能になる。
とりあえず設定しなければならないのはSlots。
Slotsのプルダウンリストの中身から、今回はNM-1FE-TXを選択する。
ループトポロジを作りたいので、追加するインターフェースは3つ。
選択肢内のNM-4Eを使うと、インターフェースの追加は一つでよくなるんだけど、FastEthernetじゃなくてEthernetとなってしまうので、このご時世に・・・っていう気持ちになってしまうから、FEインターフェースを3つ使うことにする。
2. ルータ間接続
接続を行うにはウィンドウの左側に配置されているRJ-45ぽいアイコンを使う。このアイコンをクリックすると、RJ-45に×マークがついて、インターフェース配線モードになるので、この状態で接続を行いたいルータをクリックすると配線ができるようになる。
配線を行うにはルータをクリックして表示されるポップアップメニューから、接続元インターフェースを指定して、そのまま接続したいルータまでマウスカーソルを移動する。
接続先ルータにマウスカーソルを移動したら、接続先ルータをクリックし、またまたインターフェースを選択する。インターフェースがグリーンに変化したら、接続はOK
3. プロジェクトを保存する
プロジェクトの保存にはCommand + Sを使って保存ができる。Save project as...を選択すると、プロジェクトに任意の名前をつけて保存することができる。
とりあえずチェックボックスはすべて印を付けた状態で保存しておくと、後々便利なので全部チェックをつけておくのがおすすめ。
保存ディレクトリにはこのようなファイルたちが作成される。
projectとして保存すると、topology.pngという名前で、自動的にトポロジのキャプチャ画像を保存してくれる。
topology.netファイルが、GNS3のトポロジを記録しておくためのファイルで、安定してGNS3を動作させるには、このファイルの中身について、見方をしっておかないと後々困ってくる。
清々しいほどのアクセス低下っぷりですが、.netファイルの中身は次回に解説したいとおもいます。
まだ続きます(まっすぐな眼差し)
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