夏バテでだらだらしていたら前回の投稿からかなり日が経ってしまいました。
だめですね。ソウルが腐ってますね。
さて、今回はRT-TFTPについて記載します。
RT-TFTPはYAMAHAルータを使用するにあたって、
かなり便利なツールです。
たとえば・・・・
今日中にどうしても自宅のヤマハルータのファームアップ、Configの取得、
Configのアップデートをしないといけないが、自分はハワイにいる。
機械音痴でメカアレルギー、PCは結構好きな彼女に設定変更をしてもらいたい、
なんてシチュエーションになったとき、RT-TFTPは有用であるかもしれません。
彼女はメカアレルギーなわけですので、
事前にルータに対してtftp hostの設定は入れておきましょう。
でないとすべてが水の泡ですね。
tftp host [IPアドレス]でも、tftp host anyとでも入れておきましょう。
さて、RT-TFTPでできることは大きく3つあります。
・既存Configの取得
・新Configの配布
・ルータファームウェアのバージョンアップ
そのうち使い勝手がいいのがファームのバージョンアップですね。
ツールを使わなければLAN1かなんかにくっつけたTFTPクライアント(PCとか)から、
コマンドプロンプトを使って、ユーザーアンフレンドリーなファイルトランスファーを行います。
コマンドプロンプトの画面に慣れたオペレーターならさくさくと対応が可能でありますが、
あのメカニカルな画面に拒否反応を起こす人も少なくありません。
その点、RT-TFTPであれば、GUIですし、わかりやすくてなんかよいわけです。
手順書も作りやすいので誰でもファームアップが可能ですね。
あまり商用で使っているルータのファームアップは頻繁には行わないと思うので、
いつ使うねん!というのが課題ではありますが・・・・
さらに、10台くらいのルータの設定変更を行うのであれば、
RT-TFTPは意外と役に立ちます。
流し込みの差分Configを用意しておき、環境設定の更新を行うことで、
既存Configをアップデートすることができます。
差分Configの作り方ですが、.txt形式で投入したいConfigのみを書いてあげればOKです。
例えばPPインターフェース配下のコマンドについては
pp select xxを書いてあげて、
改行してから設定コンフィグを書いてあげればよいです。
注意すべきは、Configの改行です。
改行されていない行はルータで認識されず投入されません。
例えば、
ip route default gateway 1.1.1.1<改行>
ip route 10.10.10.10 gateway 1.1.1.2<改行なし>
の状態のテキストファイルをTFTPで送信しても、
10.10.10.10宛のip routeはルータ側に適用されないということです。
ですので、僕はそれぞれのConfig行の間に#を書いてあげることにしています。
最後の行にも忘れずに#を入れてあげるといいですね。
例えば、
#
ip route default gateway 1.1.1.1
#
ip route 10.10.10.10 gateway 1.1.1.2
#
としてあげると、#は飛ばし読みしてくれますし、
改行もしっかり入っているのでConfigも認識されます。
さらに最後に
#
save
#
を入れてあげると、保存もしてくれますね。
restartもコマンドとして認識するため、saveのあとにrestartを行いたいという人にも
ぴったりですね。
あんまりいないと思うけど。
既存Configの取得はコマンドを叩いた方が早いですし、
Configを取得するだけで作業が終わることはあまりない気がします。
Telnetしてshow log , show env, show ip routeなんかを一気にとったほうがいいですね。
configだけをとってもしょうがない気がします。
configだけをとってもしょうがない気がします。
もっといっぱいログ取れるといいんだけどなあ。
環境設定の取得で拾う情報を追加できるとかしてくれないかな。
環境設定の取得で拾う情報を追加できるとかしてくれないかな。
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