6.30.2013

Macのワイヤレス診断ユーティリティが下手なツールより優れている件

ワイヤレス診断のユーティリティ




前回の記事で、ワイヤレス診断ツールについて書いたんだけど、もう一つ同じワイヤレス診断のユーティリティについて書いておきたいと思う。

基本的には前回書いたのと同じで、上部のワイヤレスアイコンをOption+クリックでワイヤレス診断を起動するんだけど、その状態で、コマンド+2を押すとユーティリティが起動する。あるいはウィンドウメニューからユーティリティを選択してもよい。
ユーティリティの画面に移行すると、いろいろなツールが使えるようになるので、非常に便利。



ワイヤレス診断のユーティリティ情報画面
まず、情報タブで基本的な情報をすべて確認することができる。トラブル真っ最中の人はまず、この画面で自分がどういう状態にあるのかを知っておくのがいいと思う。

次に二つ飛ばして、WiFiスキャンでは、現在拾うことのできる波を拾ってみることができる。これは明示的にスキャンしているってだけで、特殊なツールというわけではないんだけど、吹いている波の状態が見やすくて、かなり便利なツールであるということがわかる。
ワイヤレス診断のユーティリティスキャン
なんかカントリーコードがUSのルータがいたりするけど、ってくらい、詳細な情報をみることができるので、特定職業に就いている人たちにとっては、出先ではスキャンしてるだけで楽しそう。

そんでもって、パフォーマンスはS/N比がリアルタイムグラフでみられるので、非常に便利。干渉波の多い2.4G帯だったり、あるいは5G帯でも干渉波やシグナルレベルを疑っている人は、調子が悪いときはこのグラフをしばらく眺めてみるといいんじゃないかって思う。
ワイヤレス診断のユーティリティグラフ
あとは女の子やなんかに、「ワイヤレスの調子が悪いんだけどー」って、不埒な想像をしてしまうような相談を受けた場合にも、macbook airをさっそうと持って自宅にお伺いして、リアルタイムにSNをスキャンしながら難しい顔をしていると、情熱的なワンチャンスに持ち込めるかもしれない

本当はそのときに映画のハッカーよろしく、キーボードをぱちぱち叩きながら、「やってる感」を出すとすごくいいと思うんだけど、残念ながらモニタリングなので、そこは実現できなさそう。

でもって、飛ばしたフレームキャプチャとログについては、前回の記事同様にログを取得するとデスクトップに圧縮されたログが保存される。

このログはwcap形式で保存されているので、wiresharkで閲覧することが可能。ただ、mac版のwiresharkは果てしなく見にくいので、windows機で解析することをおすすめ。

ログはワイヤレス診断で取得できるログと同じですな。

ここまで充実していると、わざわざスタンブラー系のツールを使う必要がないですね。



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