世界に広げよう、Macの輪!わ!
僕の狂信者ぶりにだまされてかなにかわからないけれども、知り合いにMacユーザが増えてきていて、しばしばより少し少ないくらいの頻度でMacの簡単なトラブルシュートなんかについて質問されるのだけれども、意外とワイヤレス診断ツールって知られてないんだなってことがわかったので、記録しておこうと思う。
ワイヤレス診断の出し方
ワイヤレス診断ツールは普通に出そうとしても出てこない隠しコマンドみたいな感じになっている。
というのも、通常は必要ないツールだということなので、それをわざわざメインメニューにおいておくもんでもねえだろってことだからなんだけど、ワイヤレス診断を開始するには、Option+クリックで、上部メニューバーのワイヤレスアイコンをクリックすればいい。
Optionを押しながらクリックすると、画像のようにワイヤレス診断を開くってのが追加されているのがわかるはず。
ワイヤレス診断を起動する
でもって、それをクリックすると、パスワードの入力が求められるので、それを入力して、OKをクリックする。
パスワードを入力してOKを押すと下のような画面に遷移する。
こんな感じでテストを実行してくれて、テスト完了後は環境だったり機種名だったりについて訪ねられるので、適当に入力してOKって感じで進める。
最後はレポート作るよーって言ってレポート作ってくれる。実際にデスクトップ上にはこういう感じのログが保存されている。
ワイヤレス診断ログ
開いてみると、かなりの細かさでログが取得されていることがわかる。
netstat, ifconfig, ipconfig, spindumpなどなどのログ情報が諸々詰まっていることがわかるんだけど、とりあえずみておくといいのは、wifi.logと、wireless-diagnostics-xxxxxx.logだと思う。
ちなみにwireless-diagnostics-xxxxxx.logを開くとこんな感じ。デフォルトのイベントビューアでみることができる。
下にスライドしていくと、まだまだ細かい情報をみることができるので、トラブったときのために、まずは一回とっておいて、どんな情報がみれるのか知っておくのがよいと思う。
ところで・・・
ちなみに、この記事は日本のとあるどこかのスタバでドヤリングしながら書いているんだけども、ワイヤレススキャンをしただけで、簡単に下の画像みたいなセキュリティホールが見つかった。
ちなみにこのスタバはとある総合施設の一角にあるので、このスタバにおいてある機器にセキュリティホールがあるという訳ではない。
たまたま僕がスタバにいたってだけで、フロアのほかの店が吹いているものかもしれないってこと。僕はスタバ好きだし。お会計はスターバックスカードだし。スターバックスカードはオートチャージだし。
というわけで、絶妙にすてきなハニーポットかもしれないけれど、オープンセキュリティでSETUPってSSIDだったら、悪い人なら速攻で接続してみて機器のベンダー情報を調べたりすればrootとデフォルトのパスワードは簡単に得られる。
セキュリティホールは気づかないうちに開いてる
マルチログインアカウントが書けるタイプのルータなら、バックドアを作っておいて、SSIDはオープンのままほっとくってのも簡単だし。
それから後日侵入するでもいいし、その日のうちにWANから入れるようにしておくこともできる。
じゃあ実際に侵入経路を作られて何をされるんだよって言うと、日本の特定職業の方々はIPアドレスが大好きなので、そのルータを経由して悪意ある攻撃の起点にしたり、業務系のシステムがつながっているような店舗ルータだと、大事な情報を盗まれたり、ストアコンピュータやPOSレジをハックされたり、発注情報盗まれたりと、お金に換えられる情報はいっぱい。
知ってる事は身を守る事
というわけで、ワイヤレスルータのセットアップを指示された従業員の皆さんは、自分の身を守るために、お客さんのいない業務時間外にやりましょう。
でもって、店長さんとか偉い人たちも自分の身を守るために、業務時間外にセットアップを指示するようにしましょう。
誤認逮捕があっても、生じた損害・損失を補填してくれないですからね!!!!
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