10.18.2012

Windowsサーバからmacサーバへデータ移行 その3


ストレージが揃って、さぁ移行!というところまで環境は整備できたのですが、WindowsとMacというOSの違いによる影響が出てきました。

大量のファイル転送が両プラットフォーム間でうまくいかないのです。特に大きなファイル(数百MBをこえるもの)を転送しようとすると、途中でエラーになり、かなりムカついてしまいます。



AFPとかCIFSとかSMBとかまあその辺のダルい系エラーだと思うのですが、さっさと移行しないとクソでかいWindowsパソコンがいつまでも邪魔だし、勘弁してほしいわけで、非常に急いでおるわけです。

WindowsでもFastCopyやFireFileCopyなどのツールを使ってみたり、DOSコマンドからXCOPYコマンドを叩いてみたりと頑張ってみましたが、途中でなんかエラーになってしまいます。

パケットキャプチャを入れて、細かい解析をすればどこでこけているのかまではすぐに掴めそうですが、そこまで工数をかけるのもどうかと思います。

大体、WindowsはNTFSで、MacはOS拡張だし、特にWindowsの方はNTFS+WHSの独自フォーマットですから、読みも書きもうまくいかなくて当然のような気がします。

というわけで、OSに依存しないファイル転送の方法として、FTPを採用することにしました。

とりあえず同じ作者が作っていて、WindowsとMacの両OSに対応するソフトを探してみたところ、Filezillaが該当したので、こいつをインストールして作業開始です。
http://filezilla-project.org/index.php

FilezillaサーバはWindows版しかないようなので、とりあえずWindows側にFilezillaサーバをインストールし、Mac側にFilezillaのクライアントを導入しました。

Server側のセットアップですが、とりあえず自分のloopbackに繋いで、FTPサーバを起動させるようです。
Edit⇒Usersから適当な名前でUser情報を作成して、そのUserにアクセスさせるフォルダのディレクトリを指定します。右側のAddのところからですね。

Windows側のセットアップが完成したら、Mac側のクライアントを立ち上げ、Windows側のIPアドレスと先ほど作ったユーザ名をクイック接続に投入して、接続してみます。

無事接続できれば、OK!的なメッセージがログのところに出ると思われます。

あとは適当なディレクトリからファイルをダウンロードしていくだけなので簡単ですね。キューに50000くらいファイルを入れておいて、全上書きで放っておけば終わると思います。一応同時ダウンロード数とか、スピードリミットとか設定可能です。
個人的にはあまり同時ダウンロード数が多くない方が、安定して動作しているように感じます。ですので、僕は同時ダウンロード数を2にしています。

WindowsとMac間の大量ファイル転送に困っている方や、エラーでムカついている方は、ぜひFTPの採用を検討してみてください。

ハードウェアにも依存しますが、転送スピードは非常に速いです。ちらっと見たら、一時的には60MB/s(bitじゃなくてbyte!)くらい出ていたようなので、480Mbpsで転送していることになります。
USB2.0の理論マックススピードじゃないっすか!というわけで、帰宅したら転送が終わっているといいなあ。

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