試験前のAirmacを準備
新airmac extremeはairmacユーティリティ上でも背が高く表示されるのがちょっとかわいい。
いろいろとちゃんと整理していないので、今まで使ってた機器も表示されてしまってるけど、一番左が最新のairmac extreme。ちなみに一番右が二世代前のairmac extremeで、真ん中が第一世代のairmac express。
とりあえずファイル転送してみる
802.11acと聞いて血が騒ぐのは世界中のみんなの共通事項だと信じて疑わないんだけども、まずは802.11acの性能を簡単に試すために、airmac extremeにUSB HDDを直接接続して、テストすることに。
というのも、FTPサーバをたてて試験しようと思ったんだけど、ちょっとサーバの調子が悪くていうことを聞いてくれない。だもんで、UZEEEEとか叫びながら埃まみれのポータブルディスクを引っ張りだしてきて、GEHOGEHOGEHOとかいいながら接続することに。
Airmacに直挿しのUSB HDD
写真でみてもらえればわかると思うんだけど、これぐらいの半端じゃない即席感にあふれている構成。ポータブルの2.5インチHDDをうりゃあとくっつけているので、ケーブル長もぱつんぱつんだし、居場所も微妙。
ダミーファイルを作ってみます
とはいえ、まず構成が完成したので、ダミーファイル作成を行う。
ターミナル上から以下のコマンドを実行して、100MB, 500MB, 1GB, 5GBの4種のファイルをそれぞれdummyXX.fileという名前で保存する。
ちなみにコマンドはこんな感じ。
dd if=/dev/zero of=dummy100m.file bs=1024000 count=100
dd if=/dev/zero of=dummy500m.file bs=1024000 count=500
dd if=/dev/zero of=dummy1g.file bs=1024000 count=1000
bsっていうのがブロックサイズで、カウントでそのブロックサイズファイルを繰り返して一個にしちゃるってことですね。
ダミーファイルを配置してみます
ダミーファイルが完成したので、airmac extreme上に作成した共有ディスクにアップロードする。
共有ディスクの作成は死ぬほど簡単で、macのUSBポートにブッサしてmac OS拡張でフォーマットしたディスクをairmac extremeのUSBポートにブッサして、んでもってairmacユーティリティメニューのディスクから選ぶだけ。
ちゃんとmac OS拡張でフォーマットされてたら認識する。
mac OS拡張ってのがわからない人はディスクユーティリティからやってください。
まあこの辺は詳しいブログがいっぱいあるので、そちらに任せるとして。ぐぐってぐぐって。
ファイルをアップロードした結果がこちら。
ちゃんと4つあるし、サイズもいい具合だよねっつーことで、ダウンロード試験をしてみる。
ファイルを転送してみます
ダウンロードにはできるだけアプリケーションのオーバーヘッドとか目測時間とかGUIとかのディレイを排除したい。
GUI上で単純にD&Dすると、プログレスバーの表示やら何やらで結局時間も食うし、あまり意味がないよねってんで、cpコマンドでコピーしてやることに。
time cp コピー元 コピー先
このコマンドでDesktopにファイルコピーを実行すると、実行時間も表示してくれるのですごく便利。コピー先はnullを指定してファイルを捨てることも可能。
ということで、それぞれのファイルにこんな感じで試験をやってみた。
それぞれのキャプチャを貼るとみにくくなるので、まとめて書くとこんな感じになる。
ざっと試験条件
1GB、5GBのファイルは1分以上と時間がかかりすぎるので、複数回試験は100M,500Mに限定することにした。
802.11acと802.11n(2.4G)でそれぞれ接続して、同じファイルのアップロードとダウンロードをそれぞれ同一端末で実行してみた。
ワイヤレスなので、実行タイミングによって全く同条件とはならないものの、外来波の影響も含めて試験だと割り切ってやってみた。
結果はこんな感じ
802.11n
802.11ac
単純比較でも802.11acは実効速度で10%以上高速化していることになる。
ファイルサイズが大きくなったときにacの方は安定して速度が出ていて、5GHz帯にライバルがあまりいないこともあって安定しやすいのだと思うけど、それにしてもこの転送速度はうれしい。
今回試験の802.11nは新airmac extremeで吹いてる波だから、これまでのairmac extremeと比較すると、遥かに高速化していそう。
今回の試験じゃみえないこと
今回の試験構成だとairmac extremeにUSBディスクを直接接続なので、単純にワイヤレスのI/O以外にディスクの書き込みI/Oも関連してきてしまう。
そうすると、上に乗ってるチップやメモリで大きく差が出てしまうから、今回の構成では概況だけ確認することにした。
手っ取り早いのはFTPサーバをたてた試験だなっと。
ちゃんと構成を考えて試験をやんないとね。
関連記事のまとめ
こちらに試験やレビューなどをまとめています。
よろしければご覧ください。
AirMac Extreme 2013(ME918J/A)/ Macbook Air Mid2013まとめページ
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