7.28.2013

CCIE認定を目指すエンジニアにこそMacをお勧めする理由



CCIEの勉強ってどんなPCでやってんの?


CCIEの認定を受けてから、いろんなルートでいろんな相談がくるんだけど、意外と多いのが、「GNS3で勉強したいんだけど、どんなPC使ってる?」って質問だ。


日頃から僕がapple信者だってことは公言しているし、公然の事実だと思ってたんだけど、教会の神父さんに何教信者ですか?って聞くような質問をしてくるってことは、僕の話を聞いてないか、僕のことをマクドナルド好きだと思ってたかどっちだと思うんだけど、「もう一度ジェームスブラウンから聴け」ってK DUB SHINEばりにディスってやろうって気持ちをぐっとこらえてちゃんと答えたりする。


なんでもいいと思うけど、Macはどう?


基本的には最近のPCスペックなら何でもいいと思うよ、といいながらも、「特にMacに対して抵抗がないなら」という前置きをつけた上で、各種のMacをお勧めしている。

Macのどれを選ぶかは、予算と使用環境によって違うと思うんだけど(家でしかやらないならiMac、スタバでドヤリングしたいならMacbook Proなど)、基本的にはラップトップがおすすめだと思っている。
持ち歩きができるし、デスクトップに引けを取らないパワーを備えているし。

というわけで、実際におすすめな理由についてまとめてみたいと思う。


おすすめ理由1 Mac OSの辞書機能

ドキュメントの多読はCCIE認定に向けての試練というか洗礼だと思うんだけど、基本的に技術レベルが上がるにつれて、参考文献は英語のドキュメントのみになっていく。
さらに面倒なことに、技術レベルがさらにあがると、ドキュメント内容の英語レベルもかなりあがって、知らない単語の登場回数がかなりあがる。

そんなときにMac OSの標準機能である辞書機能は非常に便利で、デフォルトのトラックパッド設定で、三本指で単語をタップすると、あっという間に日本語の意味を表示してくれる。
これはブラウザでもPDFでもMacOS上で表示される単語に対して、OSの標準辞書が反応してくれるし、オフラインでも動作する優れもの。

この機能に慣れると、windowsのブラウジングが煩わしくてしょうがなくなる。



おすすめ理由2 GNS3は別に問題なく動く


Windowsと比較して優れているとか劣っているなんてことは別にないんだけど、GNS3の挙動はきわめて安定しているし、Windowsと大差ない設定で動作する。

WindowsのGNS3に慣れている人でも、Mac用のappも用意されていたり、あんまりUIに違いがないことから、すんなり入り込めると思う。
macbook air mid 2013での試験は今度細かくやってみようと思うけど、少なくとも20台のルータは普通に同時起動できた。

厳密には試していないけど、30台強のルータもおそらく起動できるから、試験勉強としては十分じゃないかな。

http://www.gns3.net/download/



おすすめ理由3 OS標準のPDF編集機能が便利


WebページのPDF化はWindowsでも可能なんだけど、PDFの編集はWindowsの標準機能ではできない(かった)と思う。

Macでは標準でPDFのページ削除やらPDFファイル同士を結合したりやらの最低限の編集機能が搭載されているので、紙でもらったドキュメントをスキャンしてPDF化したり、WebページをPDF化して何度か読み返したりすることの増えるCCIEの勉強には、MacのPDF編集機能は非常に便利だと思う。

個人的には蛍光ペンで線を引くようなマーカー機能を多様するので、復習のときにドキュメントが読みやすくなるし、プリントアウトして持ち出すときも、見やすいなんていう利点も気に入っている。



おすすめ理由4 iTerm2が便利


Mac OSオリジナルのterminalよりも遥かに便利なiTerm。

ターミナルセッションがタブ化できて、一気に10とか20とかのルータセッションを開きながらdebugしたり設定したりという作業の多いccieの勉強には、デスクトップが散らからなくって非常に便利。

ショートカットの割当、ブックマーク機能も優れているので、非常に便利に使える。
日常的に使うターミナルソフトとしてもおすすめ。
http://www.iterm2.com/#/section/home

試験のターミナルソフトputtyなんだけど、一応macでもインストールはできるみたいなので、試験前はputtyの雰囲気に慣れておくのは非常に重要。
http://www.rootlinks.net/2012/05/27/run-putty-on-mac-os-x-10-6-8/



おすすめ理由5 最悪Windows機として動く


Bootcampは既に熟れているし、最近のVM FusionやParallelsは安定して動作するので、全く問題ない。

気に入ってるフリーソフトがwindowsにしかないとかの理由で、windowsがどうしても必要な瞬間はちょこちょことあったりするんだけど、VM Fusionは5になってから複数台インストール可能なライセンスになったし、windows OSも10000円程度で購入できるから、そこまで大きな出費じゃない。

Linuxが動作するといろいろといいことがあったりするので、bootcampよりVMを入れておくほうが僕としては後々便利じゃないかしらって思う。



おすすめ理由6 ドヤリングデビューできる


なんだかんだ言っても、ほんとはドヤってみたいよね?



まとめ

CCIEみたいな試験の勉強は、少なくとも数ヶ月、数年になることもあるような内容なので、ちょこちょこと便利なOS機能がじわじわ効率的な勉強をサポートしてくれる。
特に辞書機能は飛躍的に勉強効率を上げると思うので、素晴らしくおすすめ。

僕みたいに、家だとなんか集中できないんだよねえって人は、macbook airのCPUをcore i7にアップグレードするのがいいんじゃないかな。


ドヤリングってだけでもかっこいいのに、画面上でルータの設定してるってなんかかっこ良くない!?(典型的非モテ脳)




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