George Zimmerman事件で、Facebookの投稿から逮捕者

収監されて太ったらしい。

A New York man was arrested for making a terroristic threat after he posted a Facebook status about the George Zimmerman verdict. "Kill all whites," the post read, in part.

NYの男性がFacebookにGeorge Zimmermanの判決に関連して、白人皆殺し、と書き込んだ。 

このケースって、色んなアメリカの闇が同居してるっていうか、アフリカンアメリカンの友達、ラティーノの友達が何人かいる（しかもフロリダ！）としては、言葉で表現し辛い不安とか苦しさがある。

Facebookに書き込まれた内容は訳すことは避けるけど、激しい憎悪と怒りが読み取れる投稿。

BLAC N****S CNT GET NO TYPE OF JUSTICE FUCCIN WIT DESE CRACCER'S #KILLALL WHITES DATS DA TYPE OF S**T I'M ON F**K DIS BEEF S**T LET'S KILL COPS ND NEIGHBO RHOOD WATCHER #FACTS DAT

僕もアメリカに住んでいたときは、まずアジア人というだけで差別されて、高校生の多感な時期に随分とつらい思いをした。

そのおかげで個人主義的というか孤立主義的というか、誰にもいっさい頼りたくないし貸しを作りたくないって言うひん曲がった性格の人間に育ったところもある。

まあとにかく僕のいた地域の人たちは差別し慣れている人が多くって、僕は当時童顔でほんの少し女性的な顔立ちだったこともあってゲイだとかH■Vだとかまあいろいろ言われた。
モールを歩いていたら僕が何かを盗んだのを見たとか、理由なく見回りの警官に告げ口されて、その場で軽く尋問されたこともあった。そのとき僕は手ぶらで財布しか持ってなかったんだけど。

それでも持ち前の飄々精神を貫いて、殺されたり殴られたりしなきゃいいやって思いながら生きてたら、それなりに友達ができたりして、いいアメリカ人にも悪いアメリカ人にも同じくらいの数出会って、僕はサラダボウルの渦のまっただ中に生きているなあって思ってたら、同じクラスをとってていつもとなり同士の席に座ってた奴が、実はギャングだったらしく、ある日コケイジョンギャングとのファイトで撃たれて亡くなった。
そいつはアフリカンアメリカンで僕のことを差別しなかった。

オバマさんの"被害者の彼は自分の息子であったかもしれないし、35年前の自分であったかもしれない"って感動的というか胸を抉ってくるスピーチをしてるんだけど、フルスピーチの中で語られていることはとても根深いアメリカの歴史であり、文化に根付いた差別だ。

"道を歩いているだけで車のドアをロックされたり、エレベータの中で一緒になった女性が息をとめて緊張したように鞄を強く抱えたり"

今後はいやでも世界と繋がっていかなきゃならないから、日本のビジネスマンはこういう現実をしっかり認識しておかなきゃいけないと思うんだ。特に無神経なことばっか言う老害はね。