8.24.2013

Macに常駐して、システムリソースを監視してくれる便利ツール




リアルタイムにシステムの負荷状態を見たい


急にMacの動きが重くなって困ることがごくまれに発生する。

アクティビティモニタを立ち上げておけば、リアルタイムに負荷をかけているアプリケーションを把握する事はできるけども、アクティビティモニタ自体が重いアプリケーションだし、ウィンドウも大きくて邪魔になる。

そういう意味では、メニューバー常駐のシステムモニタは視認性がよくて重宝するので、いろいろ試してみた結果、System lensは以下の点で優れている。

・軽くてシンプル
・無料
・誰が悪さしているかわかる

https://itunes.apple.com/jp/app/system-lens/id484868989?mt=12



シンプルな負荷表示は4段階



上向きの矢印のタイプと、数字のタイプの表示方法を選択することができて、システムへの負荷状態は一目でわかる。

個人的には13インチのディスプレイには矢印のアイコンが合ってる気がするし、11インチのディスプレイには数字のアイコンが合っている気がするので、適当なフィーリングで使い分けている。



悪さをしているアプリがわかる


メニューバーのアイコンをクリックすると、システム負荷をかけているアプリの一覧を表示してくれる。

これらはデフォルトのスレッショルド値に応じて表示しているので、バックグラウンドで動作しているにも関わらず表示されていないアプリがある。


負荷をかけているアプリを特定できたら、そのアプリをクリックすることで、System lensからの終了も可能だ。



設定が簡単


特に細かい設定は必要なく、デフォルト状態のままでも動作するので、設定アレルギーの人にとっても、使い勝手はいい。

加えて、オリジナルスレッショルドを設定したいGEEK向けにも、ある程度の設定可能範囲は用意されている。


設定モードへは上記の場所をクリックすることで、入る事が可能。


BASIC設定

 上のチェックボックスから
・起動時の自動スタートアップ
・System lensの定期チェック停止(System lens自体のリソース使用を低減)
・メニューバーのアイコンを数字へ変更
・サウンドエフェクトを無効化


Advanced設定

Advancedの設定では、自分の好みの状態にSystem lensのスレッショルドを設定できる。

Enable filterを有効にしておくと、System lensが表示するアプリケーション一覧に表示させないアプリケーションを設定する事が可能。

GLOBAL CUTOFFではLowは一覧に表示させない、Mediumは一覧に表示させない、などの設定が可能。

THRESHOLD OPTIONSでは、自分で設定したスレッショルドを設定することができる。設定範囲が1-100なので、CPU usageのパーセンテージで区切っていると考えられる。



Too Muchじゃなくていい


設定できすぎたり、頻繁に更新されすぎたり、情報が見えすぎたりすると、アプリは使い辛くなりがちだ。

このアプリの優れているのは、不要なものを切り捨てて限りなくシンプル化しているんだけど、ある程度のポイントを押さえたカスタマイズ性を提供しているところだ。

『高機能』・『多選択肢』のインターフェースでユーザが得られるものは、ストレスだけですからね。

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