9.09.2013

日産がドライバー向けのスマートウォッチをリリース!?

写真から既に超興味深ぇ!

ドライバー用スマートウォッチ


英テレグラフによると、日産がNismo車向けにNismo concept watchをリリースするとのこと。

Nismoは日産モータースポーツインターナショナルのことで、日産の連結子会社である。



何ができるんだい

watch allows the driver to monitor the efficiency of their vehicle, with average speed and fuel consumption readings, and access vehicle telematics and performance data while on the track.
It will also capture biometric data via a heart rate monitor, connect to the car's on-board computer system using a smartphone app and receive tailored messages from Nissan.
ドライバーが車の効率性、平均速度、燃費などにアクセスできるようにする。また、ハートビートモニタから生体データを読み取り、キャプチャできる。

日産はウェアラブルテックを次世代の重要なガジェットと認識しているようで、今後は新しく立ち上げたNismo Labからドライバー向けスマートウォッチの機能拡充を図っていくらしい。



オフラインモードに期待


スマートウォッチは視線を奪うプロダクトだけに、運転中の使用にはかなりの危険が伴いそうだ。その点、車から離れた状態でオフラインに車の情報がトラッキングできれば、盗難防止は勿論、車が好きで好きでたまらない人を虜にしそう。

カーナビで取得できる情報をスマートウォッチに落とし込んだところで、カーナビより物理的面積が狭くなるスマートウォッチでは、スペック的優位性は期待できない。となると、難しい処理はカーナビに任せるのが自然。

スマートウォッチにGPSを積んでおけば、ドライブルートの記録のためにカーナビを自宅に持ち帰らなくても、可搬性のよいスマートウォッチで事足りる。



あともう一押し欲しい


僕は、あまり車に興味がない。
その理由は、いまいち僕のようなギークの気を引くギミックやPCなんかとの親和性がないからだ。

スマートウォッチがその隙間を埋めるきっかけになれば、車の販売先は、これまで車に興味を持たなかった層に広がることになり、『金持ってるのに車に使わない枠』からの売り上げを十分期待できるようになる(僕自身は金もってないけど)。

例えば、車のオンボードコンピュータにAPIを用意してもらって、適当な言語で操作をプログラミングできるようにしてくれたりすると、僕はその車種を率先して買うだろう。

さすがに運転系統の電気制御は安全上まずいと思うのでそこまでの権限を付与する必要はないと思うけど、例えば車の速度をトラックして、100km/hを超えたら鳴らす効果音を自分好みに変更できるとか、80km/hで鳴らすことができるようにするとか、あるいは音楽を引っ掛けて再生するとか。

エアロパーツをすげ替えるようなハード的なカスタマイズしか許されなかった車に、ソフト的概念を持ち込めば、十分に市場は広がると思う。

androidやiOSの概念を車に持ち込んで、アプリ開発の土台を提供すれば、あっと言う間にギークは集まるだろうなあ。
つーか、さっさとカーナビのOSをandroidにしちゃえばいいんだけどさ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...