添付した写真は、僕がいつも持ち歩いている、技術情報をまとめておくノートの、とあるページです。
わざとぼけるように写していますが、このページに貼ってあるのはどこかの掲示板かブログかで見つけた、トラブルシュートを解く上でのガイドラインとそのガイドラインについてのメモです。
とにかくとにかくトラブルシュートなんですよ
とにかくトラブルシュート!と書いたのには、いろいろと理由があります。
まず、LAB試験の全8時間のうち、前半の2時間はトラブルシュート試験です。
CCIE認定されるためには、トラブルシュートとLABの両方の試験で、それぞれ80%のスコアをとらなければなりません。
例えばトラブルシュートとLABの試験配点がTS 20点、LAB 80点だったとしましょう。
合格するためには、TSで16点以上、LABで64点以上を取得しなければなりません。
TSが0点、LABが満点だったとしても、不合格です。
TSが5点、LABが75点、これもまた不合格。
ぎりぎりの場合で考えてみましょう。
TSが15点、LABが64点、これはLABのみ合格でTSは不合格。よって認定はされません。
TSが16点、LABが63点、これはTSのみ合格でLABは不合格。よって認定はされません。
そして、一度TSあるいはLABをPASSしたからといって、その結果は次回の試験に引き継がれません。
トラブルシュートがだめだと終わりですよ
LAB試験はTSからLABとシリアルに流れますから、TSに合格しなければ最初の2時間で試験が終了したことになります。
つまり、最初の2時間で16点とれなければ、あとの6時間は、試験という観点においては究極に無駄な時間です。
その後は何をやっても完全に無駄。
無理。
終了。
どんな素晴らしい設定を投入しようが、超スピードで設定を終えようが、TSがダメだったらダメ。
何を隠そう、これはまさに自分の初回の試験で起きたそのままの現象です。
全力でTSにぶつかっていきましたが、5割ほど自信がなく、2割ほど答えが全くわからず、と散々な結果でした。
僕の場合は、TS開始から一時間ほど経った頃には落ちたということを確信していたので、実態として7時間をCiscoのLABルームで悶々と過ごしたことになります。
TSに折られたハートは昼食まで回復せず、半ば放心状態で画面とにらめっこしていました。
そりゃまあ、鼻息荒く、絶対一発合格じゃ!と意気込み、肩に力を入れるだけ入れ、ビッグマウスを吐き、乗り込んでいった瞬間、ほとんど何もできずに返り討ちにあった訳ですから、そのショックたるや、想像に容易いものだと思います。
だから、トラブルシュートなんですよ
TSにおいて、いかに16点とるか。
これがCCIE LAB試験における戦略を考えるにあたって、最重要事項レベルに重要なことだと思います。
LABにおいても、「ケアレスミス」という名の敵に対して、終始トラブルシュートし続けなければなりません。
ですので、基本的なトラブルシュート力を底上げしておくことは非常に重要なことだと考えます。
自分が悩んできた経験をこれからCCIE LAB試験を目指す方の参考になればと書いています。
CCIE LABまとめページ
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