前回の投稿で記載した、僕が参考にしたガイドラインについて書いてみたいと思います。
ただ、このガイドラインの情報は正しいかどうかがわかりません。
実際のところを知るには試験を受けてみて、そこに書かれているルールに従うしかありません。
ですので、引き出しを一段増やす程度に考えて、自分の中のソリューションの選択肢を増やす程度にお考え頂ければと思います。
とにかく守るべきこと
とにかくリストリクション(制限事項)、問題、文章を読む。
誤解は失点です。部分点はありません。
初回受験の時、僕は軽く考えていました。よく読みましょう。
とにかくしっかり問題を読みましょう。文意を読み誤ってはいけません。
NOで全部消すな。
セクション全体をNOで消すことは避けた方が良さそうです。
たとえば、ルータAとルータBの間にPINGを成功させろ、というような問題があったとします。
そして、その通信を邪魔するように以下のようなACLが存在していたとします。
ip access ext FILTER
10 per tcp any any
20 per udp any any
30 deny any any
!
int f0/0
ip access-group FILTER in
このままではICMPは通りませんから、解決させたいとします。
簡単な方法としては、2つくらいがすぐに浮かぶと思います。
1.no ip access ext FILTERしてしまう。
2.int f0/0でno ip access FILTER inしてしまう。
上に挙げた二つの方法はいずれもNGとされています。
採点基準は誰にもわかりませんので、もしかしたら得点できるかもしれません。しかし、ネットの情報によると、予め設定されているConfigは可能な限り消さない方がいいとされています。
つまり、ネットの情報に従うと、上記のいずれの方法も正解ではなく、以下のような設定を入れるのが望ましいということになるでしょう。
ip access ext FILTER
5 per icmp any any
SAVEしろ
とにかく頻繁にCONFIGをSAVEした方がいいでしょう。
最後にまとめてSAVEしようなんていうのは甘い考えです。
試験用機器はすっと行ってすっと電源オフオンできるような場所に置いてあるわけではありません。遥か海のむこうです。
そして、電源が不意に落ちたり、マシントラブルでCONFIGが消えても、Ciscoは保障してくれません。
明らかに誰かが電源を抜いたとか、マシンが爆発してログインできなくなったとかであれば別でしょうが、泣いても喚いてもCONFIGは元に戻りません。運が悪かったと諦めるのみです。
明らかに誰かが電源を抜いたとか、マシンが爆発してログインできなくなったとかであれば別でしょうが、泣いても喚いてもCONFIGは元に戻りません。運が悪かったと諦めるのみです。
ですので、とにかく課題が一行クリアできればWR、トラブルを一つクリアしたらWR。
立ち止まったらWR。
一息ついたらWR。
トイレに行く前にWR。
絶望したらWR。
一息つく前にWR。
とにかくSAVEしないで損をする確率よりも、SAVEをして損をする確率の方が圧倒的に低いと思います。
立ち止まったらWR。
一息ついたらWR。
トイレに行く前にWR。
絶望したらWR。
一息つく前にWR。
とにかくSAVEしないで損をする確率よりも、SAVEをして損をする確率の方が圧倒的に低いと思います。
Static、Default禁止
特に明示されていない限りは、Static routeとdefault routeは使用禁止とされています。
トンネリング、ポリシールーティング、その他も特に明示されていない限りは、使用を避けた方がよいでしょう。
とにかく制限事項には注意してください。
得点は、問題の意図を満たしていて、かつ、制限事項から逸脱していない場合にのみ与えられます。
自分が悩んできた経験をこれからCCIE LAB試験を目指す方の参考になればと書いています。得点は、問題の意図を満たしていて、かつ、制限事項から逸脱していない場合にのみ与えられます。
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