WIMM Labsのスマートウォッチ |
WIMM LABS
スマートウォッチが盛り上がってきている。
CNET UKによると、GoogleがスマートウォッチメーカーのWIMM Labsを購入したらしい。
WIMM Labsは僕としては知らない名前だったけれど、2011年に初プロダクトをリリースしたくらいの、まだまだ若い会社のようだ。
WIMM One
検索すると、技術評論社にて、WIMM Labsのプロダクトレビューが上がっていた。2012年の日付となっているので、リリースはちょうど1年前で、一部で話題になっていたのかもしれないけれど、僕はあまり気づかなかった。
レビューの内容は毒にも薬にも・・と言った感じだけれど、まだまだ伸びしろが残されているようなプロダクトに思える。
そもそもBluetoothでスマートフォンと接続する点について、Bluetooth自体の通信品質を上げない事には、手元の操作がいくら出来ると言っても、結局スマートフォンを取り出した方が早いってなことになりそうだ。
Bluetoothは今の2.4GHzで干渉波にすこぶる弱い特性を修正していかないことには、コントローラのように極めてストレスをためやすい機器のインフラとしては不十分だと思う。
今の仕様では、せいぜいオーディオをそれなりの品質で流す程度の利用が合っていると思う(僕はBluetoothヘッドフォンの超愛用者)。
スマートウォッチの流れが加速
かつてはCASIOのデータバンクに憧れて、水との接触に気をつけながら(当時は防水じゃなかった)日々を暮らしていた僕だけども、大人になるにつれて、腕時計にはタフさとシンプルさを求めるようになった。
そういう点では、時計は時計の役割をしてくれたらいいし、スマホはスマホでそのままポケットに入れておけばすぐに取り出せるし、ということで、スマートウォッチの使い道がいまいちイメージできない。
だが、名だたるプロダクト巨人、Appleしかり、Googleしかり、Samsungしかり、がスマートウォッチをリリースしようとしているとなると、僕の思考はマーケティングの結果とずれているのかなあと思わざるを得ない。まあ一社だけマーケティングの矛先が違うような気がするけど。
この何とも言えない出尽くした感
最近噂のハードについてはどうも、突き刺さるような感覚を憶えない。ソフトについてはいろいろと未来を感じるし、発展も感じるのだけど、ハードについては出尽くした感があって、見ていて何とも言えない気分になる。
大体スマートウォッチを使うタイミングっていつなのか。この長い長い下り坂を君を自転車の後ろにのせてブレーキいっぱい握りしめてゆっくりゆっくり下っていくとき?
そんなときはちょっとよそ見しないでよ危ないじゃんて話になりそうだし、それ以外のタイミングではスマートフォンを取り出してその画面をちらりと一瞥すれば済む話だ。
とにかく日本のメーカーは変に後追いせず、必殺『全部入り』のスマートウォッチなんかをリリースしないように気をつけてほしいと思う。
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